BLの映像化作品には人気原作ものが多いので、映画『(LOVE SONG)』にもきっと原作があるはず、と思う方は多いはずです。
映画『(LOVE SONG)』の原作は小説?漫画?
と気になって検索した方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、映画『(LOVE SONG)』に原作はなく、監督のチャンプ・ウィーラチット・トンジラーさんたちによるオリジナル作品です。
日タイ合作で、森崎ウィンさんと向井康二さん(Snow Man)がW主演を務め、2025年10月31日に公開されました。
この記事では、原作の有無から結末の流れ、賛否のある評判、いま観られる場所までをまとめます。
- 映画(LOVE SONG)に原作はあるのか、小説との関係
- 作品情報・キャスト・あらすじと、結末の流れ
- 賛否の評判と、Netflixなどの配信先
ネタバレについては、「あらすじ(ネタバレあり)」の章は公式のストーリー紹介の範囲にとどめています。
「結末ネタバレ」の章では結末の流れまで触れるので、まだ観ていない方はその章をとばして読み進めてください。
なお作中には、2人の恋をめぐって登場人物が深く傷つくつらい場面もあるので、苦手な方は心の準備をしてからご覧ください。
原作のことが気になっている方も、観る前に作品の背景を知っておきたい方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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それでは、いちばん気になる原作の有無から見ていきましょう。
映画(LOVE SONG)に原作はある?小説や漫画との関係
映画『(LOVE SONG)』に、小説や漫画などの原作はありません。
監督・脚本を務めるのはチャンプ・ウィーラチット・トンジラーさんで、脚本は吉野主さん・阿久根知昭さんとの連名です。
公式サイトも、この作品を「オリジナルピュアラブストーリー」と紹介しています。
一方で「小説なら読める」と聞いた方もいるはずなので、その関係はこのあと説明します。
2025年3月13日の公式X(旧Twitter)のティザービジュアル解禁ポストには「バンコクで撮影」とあり、「異国の地での運命の再会。未完成の曲をきっかけに2人の想いが交差する」とも紹介されています。
小説は「原作」ではなくノベライズ
書店で見かける小説は『映画ノベライズ(LOVE SONG)』で、橘ももさんが書き、KADOKAWAから刊行されています。
2025年10月6日発売で、四六判256ページ、価格は1,870円(税込)、電子版もあります。
KADOKAWAの商品ページでは、原作として吉野主さん・阿久根知昭さん・チャンプ・ウィーラチット・トンジラーさんの名前が並んでいます。
つまり、小説が映画のもとになったのではなく、映画の物語を小説の形にしたノベライズという位置づけです。
紹介文には「ソウタとカイ、2人の恋心の揺らぎがそれぞれの目線から丁寧に描かれる」とあり、2人の心の動きを追えるのが魅力のようです。
映画.comのレビューにも「ノベライズは映画の行間を補ってくれます」という声があり、鑑賞後に読む楽しみ方もできそうです。
映画(LOVE SONG)の作品情報|公開日・上映時間・主題歌
まずは基本の作品情報を表で整理します。
公開日は2025年10月31日、上映時間は119分、区分はGです。
製作は日本とタイの合作で、配給はKADOKAWAが担当しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日 | 2025年10月31日 |
| 上映時間 | 119分 |
| 区分 | G |
| 製作 | 日本・タイ合作 |
| 配給 | KADOKAWA |
| 監督・脚本 | チャンプ・ウィーラチット・トンジラー(脚本は吉野主・阿久根知昭と連名) |
| 主題歌 | Omoinotake「Gravity」(書き下ろし) |
主題歌のOmoinotake「Gravity」は、この映画のための書き下ろしです。
公式サイトによると、チャンプ監督の「強い愛には引力がある」という言葉が曲づくりのヒントになったそうです。
公開後も上映の動きが続いたのが、この作品の特徴です。
2025年12月から2026年2月にかけては、「おしゃべり・声援・ツッコミOK!胸キュン上映会」のアンコールが各地で開かれました。
秋葉原UDXシアターでの再上映もありました。
2026年には角川映画50周年の「角川映画祭」で復活上映され、6月21日からはカイのバンドBYE SUNBURSTのステッカーが入場者プレゼントになりました。
Blu-ray&DVDは2026年6月5日に3形態で発売され、豪華版には森崎ウィンさんと向井康二さんの副音声ビジュアルコメンタリーが収録されています。
公式ニュースでも、公開以来「多くのリピーターを生み続けています」と伝えられています。
ちなみに向井康二さんは、ちるちる映像大賞2026で本作により主演部門にノミネートされました。
公式サイトは本作を「ピュアラブストーリー」と紹介していますが、この賞の対象は「公式にBL作品として発表された実写ドラマ・ショートドラマ・映画」です。
BL情報サイトのちるちるでは、本作をBL作品として扱っていることになります。
映画(LOVE SONG)のキャストと役どころ
主演は、ソウタ役の森崎ウィンさんと、カイ役の向井康二さんです。
公式サイトでは、2人とも共にアジアにルーツを持つ俳優として紹介されています。
ここでは主演2人のプロフィールと、共演者の役どころを公式サイトの情報から紹介します。
KADOKAWA映画の公式YouTubeには、2人が作品について語る特報インタビューが公開されています。
ソウタ(廣木壮太)を演じる森崎ウィンさんは、1990年生まれでミャンマー出身です。
映画『レディ・プレイヤー1』(2018年)に出演し、『蜜蜂と遠雷』(2019年)では第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
2020年にはアーティストとしてもデビューしています。
公式コメントでは、自分とは真逆のキャラクターで不安が大きかったものの「この作品に賭ける覚悟で臨みました」と語っています。
ソウタは、バンコクへの海外勤務を命じられた真面目すぎる研究員で、恋愛に不器用で自分の気持ちに鈍感な人物です。
カイ(杉浦海)を演じる向井康二さん(Snow Man)は、1994年生まれで奈良県出身です。
Snow Manのメンバーとそろって主演した2022年の映画『おそ松さん』に続き、本作が単独では初の主演映画です。
同じ2025年には、タイドラマ『Dating Game』でも主演を務めました。
本作の公式コメントでは、タイ語のセリフにも挑戦したと語っています。
カイは、ソウタの初恋の相手でミステリアスなカメラマンで、バンコクで働きながら音楽活動を続けています。
共演者の役どころは、次の表のとおりです。
| 役名 | 俳優 | 役どころ |
|---|---|---|
| ジン(神勝彦) | 及川光博 | ソウタと共にバンコク勤務となるエリート社員。社内ではスター的存在だが、実は繊細で過去の恋に未練を残している |
| ワタル | 藤原大祐 | タイで活躍する日本人モデル。自由奔放でフレンドリー |
| ヒカリ(原島星) | 齊藤京子 | ソウタとカイの大学時代の同期で、現在はソウタと同じ会社 |
| ルーク | 逢見亮太 | 現地のアテンド兼通訳 |
| 廣木泰子 | 筒井真理子 | ソウタの母。一人息子の幸せを願う優しい女性 |
| サン | ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン | バンコクでコスメ会社を経営する若き実業家。ジンと意気投合する |
| トイ | ファースト・チャローンラット・ノープサムローン | カイのバンド仲間でギタリスト |
| スマイル | ミュージック・プレーワー・スタムポン | サンの妹で、インターン。カイの音楽仲間 |
タイ側のキャストには、あとで触れる『2gether』や『ラブ・バイ・チャンス』で知られる俳優も参加しています。
映画(LOVE SONG)のあらすじ(ネタバレあり)


この章では、公式サイトのストーリー紹介にそって、物語の入り口から終盤の手前までを整理します。
キーワードは、大学時代の初恋、突然姿を消したカイ、そして6年ぶりの再会です。
結末にかかわる部分は、次の「結末ネタバレ」の章まで書いていません。
こちらは公式の特報映像で、物語の雰囲気をつかむのにぴったりです。
大学時代に突然いなくなったカイ
ソウタにとってカイは、大学時代の初恋の人です。
そのカイは、ある日突然ソウタの前から姿を消してしまいました。
公式のストーリーによれば、あの頃カイが奏でていた切ないメロディは、今もソウタの心の奥で繰り返し響いています。
6年ぶりのバンコクでの再会
化学メーカーの研究員になったソウタは、突然バンコク勤務を命じられます。
そして渡航初日、姿を消したままだったカイと偶然再会します。
カイはカメラマンとして活躍し、趣味の音楽も続けていて、思いがけない再会に心を揺らします。
6年という空白の時間は、2人の間で少しずつ埋まっていきます。
ここまでの時間の流れを、図にまとめました。


すれ違う両片想い
何事にも慎重なソウタは、かつての叶わなかった片想いの痛みから、「この恋はきっと叶わない」と心に蓋をします。
異国で自立し、逞しくなったカイの姿に、ソウタは思わぬ距離を感じてしまいます。
そんな中、カイが学生時代から作り続けていた“好きな人に最初に聴かせたい”大切な歌がようやく完成し、初めてライブで披露するという噂が耳に入ります。
お互いを想いながらもすれ違ってしまう、切ない両片想いが物語の軸です。
では、カイはなぜ姿を消したのか、その答えを次の章でまとめます。
結末ネタバレ|カイはなぜソウタの前から姿を消したのか


ここからは、結末の流れまで触れます。
内容は、公開後の観客レビュー(映画.com)で複数の人が触れている範囲でまとめています。
まだ観ていなくて結末を知りたくない方は、この章をとばして次の章へ進んでください。
なお、家族に関係を受け入れてもらえないつらい場面があるので、苦手な方は心の準備をしておくと安心です。
カイが姿を消した理由は、物語の終盤で明かされます。
学生時代にソウタの実家を訪れたカイに、ソウタの母がかけた言葉が関わっている、というレビューが複数あります。
具体的な言葉は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
物語の後半には、カイが完成した大切な歌をライブで披露する場面があります。
また、ソウタがカイに、もう自分の前に現れないでという趣旨の言葉をぶつけてしまう場面があります。
雨の中のカイが描かれる場面にも、複数のレビューが触れています。
2人は想いを伝え合い、観客レビューではハッピーエンドと受け止められています。
エンドロールの最後まで観ると、カイの目線で撮ったソウタの写真が見られるというレビューもあります。
配信で観るときも、最後まで再生を止めないのがおすすめです。
ラブシーンについては、映画.comのレビューに「BL要素が苦手な人にもラブシーンは美麗なキスのみですので初心者におすすめ」という声があります。
BL作品に初めて触れる方でも、観やすい作品だという見方があるようです。
映画(LOVE SONG)の感想・評判は?賛否どちらも
映画.comのユーザーレビューは、高く評価する声と、気になる点を挙げる声の両方があります。
観る前の判断材料として、先に気になるという声から紹介し、そのあとで刺さったという声を取り上げます。
評価の点数や件数は日々変わるため、ここでは声の中身だけを紹介します。
気になるという声
脚本や台詞については、「脚本、どうなってますん??」と戸惑う声や、「あまりにキャラクターがくさい。台詞が。」という声がありました。
展開のテンポについては、「起伏が無く単調に感じました」という声がある一方で、「場面展開が多く、やや駆け足でストーリーは進みます」という指摘もあります。
主演2人については、「演技の相性があまりマッチしていないように感じた」という感想がありました。
登場するカップルの数については、「BLカップルがあちこちで爆誕していて少し萎えました」という声もあります。
刺さったという声
高く評価するレビューには、「静かに心を震わせ何度もカイとソウタに会いたくなる」という声がありました。
ライブシーンと、Omoinotake「Gravity」が流れるエンドロールで涙したという感想は、複数のレビューに見られます。
タイの風景や料理に惹かれたという声や、及川光博さん演じるジンが物語のいいアクセントになっているという声もあります。
劇場に何度も足を運んだ人もいて、「すでに10回以上観に行っています」と書いたレビューもありました。
また、「BLとして括らず、本当に純愛ものとして世の人に見て欲しいです」という声もあります。
BLとして楽しむ方も、純愛映画として観る方も、それぞれに響く作品として受け止められているようです。
タイBLドラマ『2gether』との共通点は?
映画『(LOVE SONG)』と『2gether』には、監督が同じという大きな共通点があります。
ほかにも出演者や音楽の使い方に、つながりを見つけることができます。
公式サイトの情報から、わかる範囲の共通点を整理します。
こちらが『2gether』の公式予告編です。
チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督は、『2gether』(2020年)で世界的なヒットを生んだ人物です。
2024年にはヴァンパイアBLドラマ『1000 years old』も手がけ、本作が日本映画デビュー作です。
出演者のつながりでは、カイのバンド仲間トイ役のファースト・チャローンラット・ノープサムローンさんが、『2gether』にも出演しています。
サン役のミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーンさんは、代表作に『ラブ・バイ・チャンス』(2018年)などがあります。
音楽が物語の鍵になる点も、見逃せません。
公式の監督プロフィールには「音楽を用いたリアルで繊細なストーリーテリングに定評」とあり、本作でもカイの歌とライブが物語の中心にあります。
『2gether』を観たことがある方は、監督の作風や俳優の顔ぶれを思い浮かべながら観ると、また違った見え方になるかもしれません。
映画(LOVE SONG)はどこで観られる?配信・Blu-ray(2026年10月時点)
映画館での上映が一段落した今は、配信やBlu-ray&DVD、ノベライズで作品に触れることができます。
Netflixでは、2026年8月5日から配信が始まっています。
2026年10月27日時点のJustWatchでは、Netflixの見放題として表示されていました。
そのほか、Amazon Video、Apple TV、FODではレンタルでの配信が表示されています。
| 観る・読む方法 | 形態 | メモ |
|---|---|---|
| Netflix | 見放題 | 2026年8月5日から配信 |
| Amazon Video・Apple TV・FOD | レンタル | 価格は各サービスで確認 |
| Blu-ray&DVD | 購入 | 2026年6月5日発売・3形態(豪華版は副音声のビジュアルコメンタリー収録) |
| 『映画ノベライズ(LOVE SONG)』 | 書籍・電子 | KADOKAWA・橘もも著 |
配信状況は変わることがあるので、観る前に各サービスの作品ページで最新情報を確認してください。
何度も観返したい方や、副音声のコメンタリーが気になる方は、Blu-ray&DVDの豪華版も選択肢になります。
まとめ:映画(LOVE SONG)は原作のないオリジナルのピュアラブストーリー
映画『(LOVE SONG)』に原作はなく、チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督たちによる完全オリジナルのピュアラブストーリーです。
小説は原作ではなく、橘ももさんによるノベライズで、映画の行間を補う読み物として楽しまれています。
森崎ウィンさんと向井康二さんのW主演で、大学時代に姿を消したカイとソウタがバンコクで再会する両片想いの物語です。
評判には賛否がありますが、ライブシーンと「Gravity」に心を動かされたという声は複数のレビューに見られます。
観るならNetflixの見放題が手軽で、じっくり楽しみたい方はBlu-ray&DVDやノベライズも合わせてチェックしてみてください。
大ヒットBLドラマ『2gether』見るならU-NEXT!
映画『(LOVE SONG)』と同じチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が手がけた大ヒットBLドラマ『2gether』もおすすめです!
U-NEXTなら31日間無料トライアルがあるため、お得に全話視聴できます♪
さらにU-NEXTでは、森崎ウィンさん出演の『ブラックファミリア~新堂家の復讐~』も見放題で配信されています(2026年10月時点)。
※本ページの情報は2026年10月27日時点のものです。 最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。
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