中華BL小説『二哈和他的白猫師尊(ハスキーとかれのしろねこしずん)』の日本語版9巻は、2026年11月22日発売予定です。
本編は8巻で完結していて、9巻は本編のその後などを描く番外編を収録したシリーズ最終巻です。
もう一つ気になるのが、2026年8月に発表された日本語版コミカライズですよね。
このコミカライズは発表から間もなく中止が決まり、2026年10月9日時点でも再開の発表は確認できません。
「コミカライズはいつから読めるの?」と探している方も、「あの漫画化はどうなったの?」と気になっている方もいると思います。
この記事では、両方の疑問に答えられるよう情報を整理しました。
この記事でわかることは次の3つです。
- 完結巻・9巻の発売日と収録内容
- 墨燃と楚晩寧の物語のあらすじ(序盤のみ)
- コミカライズが発表されてから中止になるまでの経緯
9巻までに既刊を読み終えたい方や、コミカライズの今を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
9巻の前に1〜8巻を読んでおきたい方へ
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『二哈和他的白猫師尊』は1冊2,420円(税込)の分厚い小説なので、1冊目にクーポンを使うと負担がかなり軽くなります(クーポンは1冊・1回限りで、有効期限は登録日を含めて7日間です)。
『二哈和他的白猫師尊』とはどんな作品?
『二哈和他的白猫師尊』は、中国の作家・肉包不吃肉(ロウバオブーチーロウ)による耽美(中国のBL)ウェブ小説です。
中国の小説サイト「晋江文学城」で2017年に連載が始まった作品です。
日本語版でも本編8巻+番外編1巻の全9巻という長編です。
中華BLの人気作としてよく名前が挙がります。
タイトルの「二哈(アルハー)」はハスキー犬のこと。
邦題のルビ「ハスキーとかれのしろねこしずん」のとおり、ハスキーは弟子の墨燃(モーラン)、白猫の師尊は師匠の楚晩寧(チューワンニン)を指しています。
日本語版の基本情報を表にまとめました。
| 作品名 | 二哈和他的白猫師尊(ハスキーとかれのしろねこしずん) |
|---|---|
| 原作 | 肉包不吃肉 |
| イラスト | zolaida |
| 翻訳 | 石原理夏(9巻は戸谷真希) |
| 出版社 | ソニー・ミュージックソリューションズ |
| 形式 | 小説(漫画ではありません) |
| 原作の連載 | 晋江文学城・2017年連載開始 |
| 日本語版の既刊 | 1〜8巻(8巻で本編完結・9巻は番外編収録の最終巻) |
| 電子版の価格 | 各巻2,420円(税込) |
漫画ブログで紹介していますが、日本語版は文字で読む小説という点に気をつけてください。
中国では2021年8月から漫画アプリ「快看漫画」で漫画版が配信されていますが、これは中国語版です。リブレが進めていた日本語コミカライズ企画は、2026年8月に解消されています。
実写ドラマ『皓衣行』(楚晩寧役:羅雲熙、墨燃役:陳飛宇)もすでに撮影を終えていますが、中国国内のBL原作ドラマ(耽改=恋愛を友情に置き換えて映像化されることが多い)に対する規制の影響とされ、放送・配信は長く見送られたままです。
原作の人気は高いのに、映像化や日本語コミカライズの話がすんなり進まない作品でもあるんです。
コミックシーモアのレビュー平均は4.6(30件・執筆時点)で、日本の読者からの評価も高めです。
完結巻・9巻の発売日と収録内容
9巻は2026年11月22日発売予定で、通常版の価格は2,970円(税込)です。
9巻には通常版のほかに特装版(6,600円・税込)もあり、特装版はアニメイトとステラワースのみでの販売です(数量限定なので、予約の際は版の種類を確認しておくと安心です)。
出版社の発表では、9巻は本編のあとの番外編を収録する最終巻と案内されています。
8巻までの電子版は各2,420円なので、9巻の紙の通常版はそれより少し高めです。
9巻の楽しみは番外編だけではありません。
作者コメントや小劇場も入るので、ファンにとっては「最後に全部入りの一冊」になりそうです。
9巻に収録される番外編とおまけ
出版社の発表によると、9巻には次の内容が入ります。
- 本編のその後を描く番外編
- 遠い未来の「IF」を描く番外編
- 作者コメント・小劇場
既刊では特装版付属の小冊子にだけ入っていた作者コメント・小劇場が、9巻では通常版・特装版どちらの本体にも収録されます。
特装版を買えなかった方も、9巻の作者コメントと小劇場は通常版で読めるのはうれしいところですね。
薛蒙は墨燃の従弟にあたるキャラクターで、まっすぐな性格がファンに愛されています。
本編が重い場面の多い物語なので、最後に番外編でその後の二人を見届けられるのはありがたい構成です。
紙の本の特典と電子版の配信
アニメイト通販では、9巻(通常版)の予約特典として紙製コースターが案内されています。
電子版の配信日は、2026年10月9日時点のコミックシーモアの作品ページでは案内されていません。
8巻までは電子でも読めるので、まずは9巻の発売までに既刊を読み進めておくのが現実的な楽しみ方です。
1〜8巻のあらすじ|墨燃と楚晩寧の物語はどこまで進んだのか
『二哈和他的白猫師尊』は、前世の記憶を持ったまま過去に戻ってやり直す「重生(ちょうせい)もの」×師弟BLです。
本作は仙侠もの(仙術や修行が出てくるファンタジー)で、仙門と呼ばれる修行者の世界が舞台です。
ここでは公式あらすじと作品紹介に書かれている範囲、つまり1巻の導入部分だけを紹介します。
本編は8巻で完結するので、1〜8巻で墨燃と楚晩寧の物語は結末まで描かれています。
途中の展開は、これから読む方のためにぼかして書きますね。
暴君として生涯を終えた墨燃が16歳に戻る
物語は、墨燃の前世の最期から始まります。
コミックシーモアの作品紹介には、次のように書かれています。
仙門を蹂躙し尽くし、万民に唾棄される人界の帝王となった踏仙帝君・墨燃。彼はおよそ十年にわたる治世の末、晩秋の頃に、反乱軍の包囲の中でついに自ら命を絶った。一緒に灰となったのは、かつて墨燃の兄弟子で想い人である師昧を見殺しにし、墨燃の行く手を阻んだ師・楚晩寧の遺体である。
出典:コミックシーモア『二哈和他的白猫師尊』第1巻 作品紹介
ところが目を覚ますと、墨燃は16歳の自分に戻っていました。
主人公が暴君として恐れられた人物で、しかも物語の冒頭で命を絶っている。
この重い出だしが、本作を一気に読ませる大きなフックになっています。
恨んでいた師尊・楚晩寧との関係をやり直す
過去に戻った墨燃がもう一度向き合うのが、師匠の楚晩寧です。
公式あらすじによれば、墨燃は前世で楚晩寧を深く恨んでおり、やり直しの人生でもその恨みを抱えたまま師に接します。
けれど一緒に過ごすうちに、冷たく見えた師の不器用で深い愛情に気づいていく。
この「恨みから始まった師弟の関係が、少しずつほどけていく」流れが、物語の縦軸です。
コミックシーモアでは「恋に変わる」というタグも付いていて、関係の変化をじっくり追う作品だとわかります。
前世で何があったのか、楚晩寧が何を抱えていたのかは、巻を追うごとに少しずつ明かされていきます。
カプ名は「燃晩(ランワン)」。弟子の墨燃が攻め、師尊の楚晩寧が受けとされています(作品紹介記事や読者レビュー等を参照)。
なお、作品紹介記事などでは前世の墨燃が楚晩寧に無理やりな関係を強いていたことが紹介されていて、公式あらすじでも墨燃には兄弟子・師昧への強い想いがあったことが示されています。
同意のない関係や、どちらかの心が別の相手に向いている展開が苦手な方は、購入前に知っておくと安心です。
コミカライズ化が発表→中止になった経緯
結論から書くと、2026年8月に発表された日本語版コミカライズは発表から間もなく中止になり、2026年10月9日時点で再開の発表は確認できません。
作画を担当する予定だった漫画家の過去のSNS投稿が問題になり、リブレが企画の解消を発表しました。
ネット上には、発表当時のプレスリリースを転載したページがまだ残っています。
そのため「10月28日から連載開始」という情報を見かけることがありますが、これは中止前の予定で、実現していません。
ここでは、報道で確認できる経緯と結果だけを順番に整理します。
リブレが発表したコミカライズの座組
2026年8月、BL出版社の株式会社リブレが、本作の日本語コミカライズを発表しました。
当時の紹介記事によると、作画はやまねあやのさん、ネーム構成は高岡七六さんという座組でした。
やまねあやのさんは、長く続く『ファインダー』シリーズで知られるベテランBL漫画家です。
掲載誌は『BE・BOY GOLD』で、2026年12月号(10月28日発売予定)で表紙を飾り、連載を始める予定と案内されていました。
中華BLの人気作を日本のBL誌が大きく扱うこと、そしてベテラン作家が作画を担当することから、発表直後は大きな話題になりました。
過去のSNS投稿が問題になり中止へ
発表後まもなく、やまねあやのさんの過去のSNS投稿に、中国や韓国への偏見的な表現があるとして批判が寄せられました。
海外の報道によると、中国側の関係企業は、やまねさんとの協力関係をすべて解消すると発表しました。
同じ報道では、抗議とあわせて損害賠償の請求や、今後起用しない方針も示しています。
リブレは2026年8月19日付の声明で、作画担当の過去のSNS発信を受け、関係各所と協議した結果、プロジェクトを解消すると発表しました。
声明では、原作者・権利元・ファンへのお詫びも述べられています。
流れを表にまとめると次のとおりです。
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 2026年8月 | リブレが日本語コミカライズを発表 |
| 発表後まもなく | 作画担当の過去のSNS投稿に批判が寄せられる |
| 2026年8月19日(水) | 中国側の関係企業が協力関係の解消を発表(海外報道) |
| 2026年8月19日(水) | リブレがコミカライズ企画の中止を発表 |
| 2026年8月19日(水) | リブレの声明で企画解消を案内 |
| 2026年10月9日時点 | 後任の作画担当・再開の発表なし |
発表から間もない、とても短い期間でのできごとでした。
コミカライズは今後どうなる?
2026年10月9日時点で、後任の作画担当や連載再開の発表は確認できていません。
つまり、確認できる出版社の告知は企画解消を知らせるものだけです。
リブレの声明でも、作品を楽しみに待っていたファンへのお詫びが述べられています。
新しい発表が出るかどうかは、リブレや『BE・BOY GOLD』の公式発表を待つしかありません。
一方で、原作小説の日本語版はこれまでどおり刊行が続いていて、9巻でシリーズ完結です。
墨燃と楚晩寧の物語を日本語で最後まで追いたい方は、小説版で読むのが今のところ一番確実な方法です。
墨燃と楚晩寧の物語は小説版で読める
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2,420円(税込)の1巻にクーポンを使うと726円で読めるので、分厚い中華BLを試しに読んでみたい方にちょうどいい入口です。
どこで読める?コミックシーモアのお得な読み方
『二哈和他的白猫師尊』の日本語版は、コミックシーモアで1〜8巻が配信中です。
1冊2,420円(税込)で、8巻までそろえると19,360円になります。
決して安くはないので、最初の1冊をどう買うかで負担が変わります。
9巻の発売まで約5週間あるので、今から1巻を読み始めても完結巻に間に合うペースで読み進められます。
ここでは、新規登録のクーポンを使った読み方を紹介します。
70%OFFクーポンは1巻に使うのがおすすめ
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1巻にクーポンを使うと、2,420円が726円(税込)になります。
使う前に、クーポンの条件を確認しておきましょう。
- 使えるのは1冊・1回だけ
- 有効期限は登録日を含めて7日間
- 対象外の作品・巻がある場合もある
1回しか使えないので、まずは1巻で作品の雰囲気を確かめるのがいい使い方です。
合いそうだと思えたら、2巻以降を読み進めていけば無駄がありません。
買う前に気をつけたいこと
コミックシーモアでの扱いはライトノベル・BL小説で、漫画ではなく文字で読む作品です。
コミカライズを探していた方は、購入前に試し読みで形式を確かめておくと安心です。
また、1冊ごとのページ数が多い作品なので、まとめ買いの前に1巻で読みやすさを確かめるのがいいと思います。
中国語の人名や仙侠ものの用語に慣れていない方も、1巻を読めば作品の空気がつかめるはずです。
まとめ
『二哈和他的白猫師尊』の日本語版9巻は、2026年11月22日発売予定の番外編収録の最終巻です。
本編のその後や遠い未来の「IF」を描く番外編に加え、作者コメントや小劇場も収録されます。
2026年8月に発表された日本語版コミカライズは、作画担当の過去のSNS投稿をきっかけに、発表から間もなく中止されました。
2026年10月9日時点で再開の発表は確認できず、「10月28日連載開始」という情報は中止前の古い予定です。
墨燃と楚晩寧の物語は、小説版なら8巻で本編の結末まで、9巻で番外編まで読めます。
完結巻の発売前に、1〜8巻を読んでおいてはいかがでしょうか。
中華BLの他の受賞作品が気になる方は、BLアワード2026結果発表まとめ記事もあわせてご覧ください。
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